SICの特徴


 従来品に比べ低い抵抗増加率
多孔性と平均粒子サイズは再結晶炭化珪素発熱体の寿命と性能を決定する2大要素です。
グローバーSD発熱体はこれまでの弊社炭化珪素発熱体と比較すると少孔性で(図1参照)、かつ大きな
平均粒子サイズを有しています。(写真1参照)

それは発熱体の炉雰囲気に晒される総表面積を減らし、結果的に抵抗増加率を低く抑えることになります。

図1: 弊社従来品との多孔率比較


写真1: 弊社従来品とのミクロ写真比較

     a. ホットロッド                   b. グローバーLL

      c. シリット ED                   d. グローバーSD
  

 機械特性
曲げ試験で弊社従来品と比較の結果、より強固です。(図2参照)

図2: 弊社従来品との曲げ強度比較

図2: 弊社従来品との曲げ強度比較

 電気的特性
グローバーSD発熱体は典型的なα-炭化珪素の温度-抵抗特性を有します。
抵抗値は使用温度900℃から1600℃の間はほぼ均等に上がっていきますが、大気温度から800℃の間では
大幅に変化します(図3参照)。 室温での抵抗値は1000℃の時の数倍になります。グローバーSD発熱体は
一定の電圧により抵抗値をテストされ、抵抗値基準である発熱体温度1000℃の抵抗に換算されます。
規定の抵抗値公差は±15%以内です。

図3: 抵抗/温度特性カーブ

抵抗%
温度℃


グローバーSD発熱体は弊社内試験において優れた特性が証明されました。抵抗増加率はこれまでの弊社炭化
珪素発熱体に比較し、極めて低い値でした。炭化珪素発熱体の場合、抵抗増加率は有効出力の電圧制限内で
の寿命を決定付ける最も重要な特性といえます。





サンドビック株式会社 カンタル事業部
最終更新日: 05/30/2009 05:32:58 AM

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