珪化物相中のシリコンをアルミニウムに置き換えることにより、酸化のメカニズムが変化してきます。 つまり空気中にて低温で使用出来るということです。高温ではより厚いアルミナ皮膜が形成されます。 露点−50℃の水素、窒素、或いはアルゴン雰囲気中で1575℃で使用されている発熱体の表面にお いてもアルミナ保護皮膜は成長しつづけます。 カンタルスーパー1800は露点−40℃で温度が1500℃の時、腐食により3日間でその重量の20%を 失います。 カンタルスーパーERはカンタルスーパー1700、1800と比較して露点にもよりますが300℃ ほど高い温度で使用出来ます。発熱体表面のアルミナ形成により支持材に純アルミナのセラミックス 材や煉瓦が使用出来ます。他のカンタルスーパーは高温でAl2O3と反応します。 ★ 製品形状 カンタルスーパーERは、2(U型)及び4シャンク(W型)発熱体としてご提供いたします。又、オプションと して安全で信頼できる電気結線を考えた固定端子付(フィックストコンタンクト)も合せてご提供出来ます。 ご要望に応じ、特殊仕様も賜っております。 ★ 固有抵抗 アルミニウムを加えたMoSi2の温度による固有抵抗は他のカンタルスーパーと大きく異なります。 次の表はカンタルースーパーER, カンタルスーパー1800とモリブデンの固有抵抗値です。特に 室温での抵抗がカンタルスーパー1800に比べ6倍高いことは注目に値します。カンタルスーパー ERの性質上、技術的に重要な事の1つが電流の制約を受ける低温で使用された場合、高出力が 得られるということです。 標準のカンタルスーパーと比べ、SCRを含む制御装置の設計において コストアドバンテージがあることは間違いありません。
★ 推奨最高発熱体温度 下図表は、露点と真空度による各種雰囲気における最高温度の指針です。詳細につきましては弊社まで お問い合わせ下さい。